築204年の酒蔵で、かりんとうを味わう。
〜花林桃源郷 蔵久〜
安曇野市内中心部から離れた、田んぼに囲まれたのどかなエリア。
初めての訪問では、少し迷うかも。
駐車場は団体向けに数十台分用意されているので、心配ありません。
歴史ある大木に囲まれた中に、歴史ある建物が現れる。
その建物こそ、「花林桃源郷 蔵久」 本店だ。
蔵久本店の建物は、元酒蔵を営んでいた飯田家の旧住宅で、
現在では国の登録有形文化財に指定されている。
1810年(文化七年)の建築というから驚きだ。
敷地面積は、なんと約2000坪!
ここは、市川昆監督の映画「犬神家の一族」の舞台にもなった場所。
そんな歴史のある酒蔵をリノベーションしているので、
とにかく雰囲気は抜群。
落ち着いた間接照明、木の温もりが感じられる内装もgood。
主にレストラン、カフェ、売店で構成。
売店では、豊富な種類のかりんとうが揃う。
センスが良く、お土産にピッタリ。
「高級かりんとう 源作」などの、1つずつ個包装されたものや、
「かりんとうショコラ」などの変わり種も。
元酒蔵ということもあり、お酒も売っています。
最近、蔵久のかりんとうは
東京の立川や品川の駅ビルにテナントをオープンするなど、
じわじわ店舗展開をしています。
外のカフェでは、日替わりフレーバーの揚げたてかりんとうが味わえます。
本日は、シンプルな「黒糖」でした!
揚げたてのかりんとうなんて、なかなか食べれませんよね^ ^
サクサクで、ほのかな甘みが美味。
チャイも美味。
かりんとうまんじゅうも美味。
「かりんとう様」というマスコット。
デザインがかわいい。
時間を忘れてしまいそうな、気持ちの良い空間です。
田舎蕎麦や、黒糖カレーなど、お食事も楽しめます。
松本にも店舗があったのですが、この度売上不振のために閉鎖する様子。
しかし、店舗の閉鎖というネガティブなニュースを、
「旅に出ます」とひねって伝えるあたり、なかなかセンスがあります。
次の店舗展開に、ぜひ期待したいところです。
こちらの安曇野本店は、カフェとしての利用にも、
お土産購入にも、とてもオススメ出来ます。
ご近所にあったら、定期的に通いたい素敵なカフェです。
花林桃源郷 蔵久
住所:安曇野市豊科高家604
営業時間:10:00〜17:00
4〜10月は無休、11〜3月は水曜休み。