「地方ライフ」という、新しい生き方を考えたキッカケ〜②〜


〜続き〜

よそ者になって、初めて見えた魅力。

都会での、親元を離れた生活に少し疑問を持ち始めてから
実家に帰る回数を増やしてみました。
実家を離れて7年。
十分「よそ者」になった自分の目に映る、地元の景色は新鮮でした。

のどかな雰囲気が残り、心地よい気候、美術館など
クリエイティブな施設も整備されている「安曇野」

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城下町の雰囲気を色濃く残しつつ、
モダンな文化がうまく融合した「松本」

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世界のいろいろな都市を見てきた自分にとっても、
十分に魅力的な都市が身近にあったことに、
ようやく気づきました。

そして、実家の旅館も最初は好きではありませんでした。
しかし、初めて友人を連れて、「お客」として訪れてみて、
初めてその素晴らしさに気づきました。

親父の作る料理の美味さ、川の音以外何も聞こえない静けさ、生い茂る緑。
「何もない事は、逆に贅沢なんだ!」
という事に、ようやく気づけたのです。

ベッドタウンでの暮らしに、虚無感を感じた。

それからというもの、都会での暮らしへの憧れが
急激に薄れていくのを感じました。

毎朝、狭い満員電車にぎゅうぎゅう詰めにされ
加齢臭、汗のにおいにストレスを感じながらの通勤。
忙しい仕事、のしかかるノルマへのストレス。
時間もなく、お昼はコンビ二かファミレス、牛丼やラーメン、マクドナルド。添加物だらけの食事で、どんどん毒されていく身体・・

車の排気ガス、汚染された空気・・
人口密度も多く、薄くなる空気・・
なんだか、どんどん身体が受け付けない状態になっていくのを感じました。

さらに、僕が住んでいるのは千葉県の市川市というところですが
ここは典型的なベッドタウン。
東京へ向かう人たちが、寝るために帰る場所として作られた町。
ショッピングセンターはたくさんあるし、
スーパー、チェーン店もたくさん。

不便のない生活。
でも、どこも同じような景色。
松本のような歴史ある町並みや、安曇野のようなのどかで
独特の雰囲気は一切ない。
そんな景色に、とても寂しさを感じるようになっていきました。

一度しかない人生を、後悔なく生きる為に。

福島の原発問題、いずれ東京に来ると言われている大震災。
そんなことも考えて、「一度しかない人生をどう生きたいか?」
改めて自分自身に問い直し、僕は決断しました。

生活の拠点を、生まれ育った安曇野・松本地区に移し
田舎暮らしを始めようと。
家族・両親と時間を共にし、豊かな生活をしようと。

そして、生まれ育った素敵な町。
安曇野・松本エリアを盛り上げて、世界に向けて発信していきたい。
若手移住者のコミュニティを作るなど、
面白い事をどんどん発信していきたい。

ただし、都会が嫌いになった訳ではありませんし、
僕は極端なライフスタイルを思い描いている訳ではありません。
都会にも遊びに行きます。
グルメや最新のスポットは都会の方がやはり豊富です。

しかし、生活の拠点は地方に置きたい。
その方が、人間として、自分らしい暮らしが出来ると判断しました。
まだ子供はいませんが、子育てをするには、明らかに田舎の方が良いです。

20代からの、「地方ライフ」という新しい生き方。

ただし、田舎暮らしにもいくつか問題はあります。
・仕事が少ない
・収入が少ない
・SNSやネットがまだまだうまく活用されていない。
などなど・・

僕は今、これらの問題を解決出来るよう、
様々な試みをしています。
ネットを活用して、田舎でも、世界中どこにいても稼げる。
そんな仕組みを作って教える。
これが理想型です。

とにかく、若者が田舎暮らしをする為に必要な事を
すべてまとめて、このブログでは提供していくつもりです。

少しでも、共感してくれる人は、是非仲間になりましょう!
もっともっと、地方を面白く。

新しい「地方ライフ」のカタチを、僕ら若者の手で作っていきましょう!

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