「地方ライフ」という、新しい生き方を考えたキッカケ〜①〜


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こんにちは、当ブログ管理人のhagitakと申します。
訪問していただき、ありがとうございます。

まずは、このサイトを立ち上げた理由・ビジョンについて
あなたに話していこうと思います。

その前に、少し私の話をしておきます。

正直言って、田舎が嫌いでした・・

僕は、長野県の安曇野市という所で生まれました。
水と空気が綺麗なところで、アルプスの山々を
常に眺める事が出来るので、「東洋のスイス」とも呼ばれることも。
昨今では「おひさま」や「岳」「神様のカルテ」
のロケ地にもなり人気は上昇中。

2013年地域ブランド調査の市区町村編では、全国53位に選ばれています。
(ブランド総合研究所調べ)

そんな安曇野市で、18年間という長い歳月を過ごした僕ですが
住んでいたときは、正直言って、あまり好きではありませんでした・・
まだまだ若かった10代の僕には、ただ単に退屈としか思えなかった。

特に、親が旅館を経営していた関係もあり
長い休みというのはほとんどなく、長野県の外に出る事は
ほぼありませんでした。

さらに、当時の僕はコミュニケーションに問題を抱えており、
人間関係にも悩んでいました。
刺激のない毎日に飽き飽きしていて、雑誌で見た
「東京」の刺激的な映像が、目に焼き付いていました。

価値観を広げてくれた、宝石箱のような街「東京」

早く東京に出たい!
そんな想いで、毎日予備校に通い必死に勉強しました。
反対する家族を押切って、18歳のとき僕は東京に出てきました。
東京に出た事は、僕の視野を劇的に広げました。

眠らない街、新宿。
センス溢れる、渋谷・原宿・表参道・代官山・中目黒。
雑多な雰囲気がたまらない、下北沢・高円寺・吉祥寺。
大学4年間、とにかく色々な街を歩き回り
遊びまくりました。

友達もたくさん出来て「まだまだ、東京にいたい!」
そう思った私は、転勤の少ない会社を選び就職。
千葉県を本社とする会社に就職しました。
極めて無難な道、安定した道を歩き始めました。

新たなる刺激、「海外旅行」がくれた気づき。

ここで、私は海外旅行という、新たな刺激に出会いました。
毎年2回バックパックを背負い、歩き回りました。
約5年で10カ国以上。
タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、中国、イタリア・・
いろんな街、人々の暮らし、価値観に触れて
さらに僕の価値観は壊されていきました。

特に印象的だったのは、海外の人たちはとても
「家族」を大切にしているということ。
カンボジアで出会ったバイクタクシー運転手の青年は、
両親を養う為に出稼ぎに行き、休みの日に家族と過ごす事を
とても楽しみにしている。
「親が心配だから本当はもっと一緒にいたいんだけど、
僕が稼がなくてはいけないんだ。
だから、たまに帰ってくるときは
家族と過ごす時間がとても大切なんだ。」

そう言って笑った彼の言葉は、僕の胸に刺さった。

日本では、こんな風に家族を大事に思っている人がどれくらいいるだろうか?
自分も全く実家には帰らず、仕事をしてばかり。
毎日遅くまで働いて、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車に揺られて帰る。
ワンルームの部屋に帰り、一人きりで、
缶ビールをプシュッと開けては、いつの間にか寝ている。
休みの日には、いつもの友達と飲みに言って、仕事の愚痴を言い合う。

そんな生活に、少し嫌気がさしてきた。

ちょっと長くなったので、続きは次の記事で書きます・・

 


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