〜ヘルシーフード〜「 蕎麦」の持つ驚異のパワー


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少し前まで、「蕎麦」といえば年寄りの食べ物というような感じがあり、
大人の嗜みというイメージがありましたよね。

サラリーマン御用達の、駅前の立ち食いそばはまた別ですが、
若い世代や女性にはうどんやラーメンの方が、圧倒的に人気があったように思います。

しかし昨今の健康志向の高まりから、蕎麦の持つ様々なパワーが明らかとなり、人気が高まっています。

最近では、立ち食いそば屋に1人で出入りする、女子大生の姿も目にすることがあるほど。

そんな「蕎麦」の持つパワーを紐解いていきましょう・・・

①美容効果
そばには、美白やアンチエイジングに役立つ4つの成分があると言われています。
ルチン:そばの代表的成分。
ルチンにはシミ、シワを促進する活性酸素を抑制する抗酸化作用があるため、
アンチエイジングの効果が期待できます。

コリン:コリンはビタミンと似た働きがある物質で、体内でアセチルコリンという神経伝達物質に変化します。
それにより脂肪肝を防ぎ、動脈硬化の予防をする効果を発揮。
さらに腎臓の働きを助ける作用もあるそうで、蕎麦は飲んだ後に食べるには最適かもしれません。

ヘミセルロース:食物繊維の一種。
糖が数珠状につながっているため、
消化・吸収されにくいです。
そのため、形状を維持したまま小腸や大腸までたどり着いて、大腸壁を刺激してくれます。
その量はなんと白米の2.5倍。

ビタミンB:ビタミンB群はビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンなどの総称。
ビタミンB2は、肌や髪の毛の健康を維持し、脂質の代謝を促進するので美容に欠かせない成分です。
そばにはとくにビタミンB1やビタミンB2が豊富。
ビタミンB群含有量は、白米の4倍というから驚き。

②健康に良い

食物繊維が豊富
美容面でも紹介しましたが、ヘミセルロースという成分が蕎麦にはあります。
病気の9割は腸の汚れから来ると言われています。
便秘は実はかなり危険なサイン。
蕎麦を食べて、お通じを良くしましょう!

コレステロールが下がる
蕎麦はGI値が低く、食後の血糖値の上昇が穏やかです。
また、蕎麦を常食すると血中コレステロール値が低下します。
蕎麦自体が低コレステロールであること。
そsて、食物繊維によるコレステロールの吸収抑制が関係しています。

血圧も下がる
蕎麦には血圧を下げる効果があります。
血圧を維持するのに必要な酵素に、アンジオテンシン変換酵素というものがあります。
蕎麦にはこの酵素を抑制する効果があるのです。
その他、蕎麦に含まれるルチンというポリフェノールには、抗動脈硬化作用があります。
また、毛細血管の強化作用があり脳出血を予防します。

③ダイエット効果
脂肪、糖質の代謝をアップ
ビタミンB群が豊富なので、脂肪・糖質の代謝をよくし、ダイエット効率もアップしてくれます。

低GIで太りにくい
そばは白米や小麦製品(うどん・ラーメン等)に比べ、GI値が低い食品です。
GI値が高い食品は食後に血糖値が急激に上昇し、インシュリンの分泌も活発にします。
インシュリンには脂肪を作る働きがあるので、分泌され過ぎると脂肪を体内にため込み、太る原因となります。

<参考:各食品のGI値>
食パン:91 うどん:85 白米:84 もち:80 パスタ:65 玄米:55 そば:54

主食の中でも、そばはGI値が低いです。
血糖値の上昇を抑えることでインシュリンの分泌が少なくなるため、太りにくい食材といえます。

ラーメンなどと比べて油分も少ないため、一食300kcal~と低カロリーなのも嬉しいところ。
かき揚げや揚げ物のトッピングは避け、卵や大根おろし、おひたしなどをプラスしましょう。

また、そば湯(=そばのゆで汁)にはルチンやビタミンB1、B2がたくさん溶け出しているので、必ず飲みましょう。

長野県に住んだら、健康効果も抜群なお蕎麦を、毎日の食卓に取り入れましょう^ ^


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